2019/01/28 07:26

健康や美容に良いと言われて世界中の人に愛されるオリーブオイル。

お店やネットには数百数千にも及ぶ種類の商品が販売されていますよね、


正直・・・種類がありすぎて何が良いんだかよくわからない・・・

うーーーん、、ボトルやラベルが可愛いのにしようかな!!


なんて方も多いのではないでしょうか?!(私もその一人でした)


そんな、オリーブオイルは好き。興味はある。ちょっと高くてもほしい。

でも何が正解なのかよくわからない・・・

という方のために、オリーブオイルとは?見分け方や選び方などをご紹介します!



<<オリーブオイルとは>>


はじめに、オリーブとは「モクセイ科オリーブ属」に属する常緑木です。

オリーブの葉は対生で表面はツヤのある濃緑色で、裏面には白い産毛のような毛が生えています。

そんなオリーブを採取して作られる植物油がオリーブオイルです。

国際オリーブオイル協会(IOC)の国際基準が示す、オリーブオイルの定義は

「オリーブの木の果実だけから採取した油で、溶剤を使用したり再エステル化処理によって得られた油

ならび他のいかなる種類の油も一切含まない油」とされています。


他の油と異なり加熱処理をしないので、ビタミン・ミネラルなど果実の天然成分が破壊されず、

オイルにそのまま含まれていて、リノール酸、リノレン酸、抗酸化物質がバランス良く含くまれていることが特徴の1つです。


オリーブオイルは、オリーブを絞ったフレッシュジュースのようなもの。

植物油の中でももっとも酸化しにくく安定しているとされ、病気の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化物質などを

とても豊富に含んでいる、ヘルシーで身体に良い植物オイルです。





<<オリーブオイルの2つの強み>>


大きく特徴は2つ。

1つ目は、オリーブオイル成分の不飽和脂肪酸の中でもオレイン酸が圧倒的に多いというところ。

これは母乳の脂肪酸構成とも非常に近いと言われていて、血液中の善玉コレステロールを増やしてくれる作用があり、

動脈硬化の予防が期待できます。


2つ目は、加熱の影響を受けにくいオイルというところ。

酸化した油を摂取しすぎると、肌荒れを起こしたり身体が酸化(老化)してしまう原因に。

一般的にほとんどの食用油は、酸化を防ぐために160℃以上で加熱しないようにとされていますが、

オリーブオイルなら180℃程度でも加熱時間が極端に長くなければほとんど酸化しません。




<<オリーブオイルの起源は1世紀>>


オリーブオイルの起源は7〜8000年前の西アジア(トルコ南部)だとされています。

ギリシアの歴史家トゥキディデスは、紀元前5世紀に「地中海沿岸の人々は、オリーブの木とぶどうの木の栽培法を習得した時点で、未開の状態から脱し始めた」と、書き記しています。


オリーブ栽培方法を伝えたのが、当時貿易の民であったフェニキア人でした。

栽培文化はギリシャ本土から南フランスへ渡り、イタリア半島からシチリア、そして南スペインへと伝えました。


地中海全域で栽培されるようになったのは、紀元前3世紀にイタリア全土を平定したローマ帝国でした。

ローマ人は他国を制服するたびに、オリーブの木を植えさせて現在のスペインなど地中海沿岸全域にその栽培地を広げていきます。 ローマ人にとってはオリーブオイルを料理、医薬品、化粧品、灯火、祭儀、宗教上のセレモニー、スポーツなど、あらゆる場面で使用していきます。 これらのシーンで使用されていた莫大なオリーブオイルの消費量を満たすために、有力貴族たちは属州で広大なオリーブ農園の経営を大規模に行い、オリーブオイルをローマに運ぶようになりました。


このように、ヨーロッパ全土でオリーブオイルの栽培、活用シーンが広がり、全世界で愛されるオリーブオイルへと進化していくのです。


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今回はオリーブオイルとは?のおハナシでした。

好きなものやコトのルーツを知ると更に興味や愛情が湧きますよね。

オリーブオイル愛を深めて、まだ知らない・試したことのない方も

私たちの「AUBOCASSA(アウボカーサ)」をお試しいただきたいです!


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次回は

▼オリーブオイルの見分け方②

・オリーブオイル内でのランクの違い

・エキストラバージンオイルについて
・エキストラバージンオリーブオイルって?バージンオリーブオイルとどう違うの?

・アルベキーナ種ってなに?他にどんな種類があるの?他と比べて何が良いのか?

をお届けします♪♪